入院日記 平成25年7月20日土曜日
昨夜は23:30位に布団に包まり、今朝は5:00に目が覚めた。
途中で一回看護師が見回りに来た時に一度目を覚ましたがそれ以外は割とぐっすり休むことができた。
今日は土曜日で比較的病院の朝もゆったりと始まった。
朝体重を量ったら昨日より1キロも減量している。
平日は6:00になると朝の検診が始まるが、今日は7:30頃だった。
朝食は「ご飯」150㌘、「ふりかけ」、「青梗奈(チンゲン菜)ソテー」、「白菜のおひたし」、「ヨーグルト」であった。
昨日の計画通り。ご飯をお茶漬けにする前にふりかけをかけてその部分だけ普通にちょびちょび食べた。
残りにお茶を100ccほどかけてしばらく放置してふやかす。その間に青梗菜ソテーとおひたしをちょぼちょびつまんでじっくり時間をかけて食べる。若干おひたしを残しておいてお茶漬けに突入し、全部箸でつまんで食べて最後におひたしの味を楽しんで終了。
デザートにヨーグルトをなめるように食べて完食。ここまで18分かけた。
やはりお茶漬け作戦は成功でそこそこに満足感を得ることができた。
9:00に向かい側の真ん中のベッドの二十歳くらいの物静かな青年が退院して行った。誰も付き添いがなく寂しい退院だ。
俺のベッドの向かいの30歳くらいの若い男性も今日から月曜日までの二日間外泊するらしく出かけてていった。
10:00前に担当の先生の回診があり、尿タンパクが入院当初は10㌘位出ていたのだが、昨日あたりで2㌘まで減ってきたとのこと。だいぶ改善してきてはいるものの本来は0㌘なのでもうしばらくは食事の制限は緩和できないということだった。緩和される前に慣れてしまいそうな感もあるが。
と思ったのも束の間、今日の昼食なパン食だった。
やばいな、お茶で増量作戦ができない。
パンの袋をよく見ると50㌘と表示してある。しかも「低蛋白1/2」とも、これって2個で1個分じゃん!今まで気付いてなかったよ。見なけりゃよかったと後悔するも後の祭り。
口に入れる前にがっかり。マーマレードのジャム付。
メインディッシュは「チーズ焼きグラッセ添え」と書いてはあるが、一口サイズのおそらく鯛にスライスチーズをちょびっと載せて焼いたもの。それに厚さ1㌢の「ニンジンのグラッセ」。
「グラッセ」って何なんだ?ただ煮てあるようにしか見えないが、二切れが添えてある。(後に調べると、煮汁を煮つめるなどして材料につやをつけることを意味する、フランス料理の調理法。
野菜などにバターを入れて甘く煮つめてつやを出す例が一般的。)
デザートに「リンゴのシロップ漬け」1/4個位がついている。
ジャムは一旦リンゴの上に全量のせておく。
パンを細かくちぎって皿の上に広げておく。
魚、ニンジン、ジャム、リンゴそれぞれを箸で細かくつまんでパンの上に乗せて色々な味を楽しみながら今回は13分ほどで完食。味は良かったが、腹が満たされる感じは少なかった。
午後からはトイレ以外のどこにも出かけずに、といってもどこに行けるわけでもないが、ベッド上で横になったりパソコンをいじくってみたり本を読んだり。
15:00頃この部屋の入り口右側のベッドに60半ば位の男性が入院。糖尿病で長く患ってるみたいだ。
またあっと言う間に夕食の時間が訪れる。
配膳係の人が持ってきてくれたものを一目見てびっくりした。
なんと生クリームが程よくのってるチョコババロアか?土曜日だから特別?
パイナップルも何切れかあるぞ!
でもメインディッシュがしょぼい。「豆腐そぼろ」とあるが豆腐と挽肉との煮物。いんげんがまばらに入っている。
いつもの梅のすり身。
ご飯150㌘。
まず、ご飯に梅を乗せ1/4位のご飯をちびちび食べる。
豆腐そぼろを箸でつまむことができなくなるまでつついて後に残った煮汁の中に1/2のご飯を入れて平らにならしてふやかしたのをちびちび箸でつまんで食べる。
残った1/4のご飯はお茶を60ccほどかけて茶漬けに。
ババロアにのっている生クリームは少しづつパイナップルにのせて箸でカットしながら口に運び、最後に半分ほどに減った生クリームの乗ったババロアを1/8カット位で仕上げて14分で完食。
ほとんど噛むものがないので爪楊枝も活躍する間もない。
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