入院日記平成25年9月7日土曜日 退院当日
昨日の夜は病室で過ごす最終日ということで、消灯と同時に布団に包まってみた。
意外にすぐに寝付くことが出来たのだが、やはり通しての熟睡は出来ず最初に目を覚ましたのは0:20だった。
そこからずっと起きている訳にもいかないので何とか寝ようと眼をつむったらうつらうつらしながら次に目を開けたのは3:50。
もうこの時間から起きていてもいいかと思い「ipod touch」でニュースチェックしたりして横になっていた。
6:00を過ぎてから体重を量りに行くと59.3キロ。三日間出してないのに横這い。
今日は自分を含めてこの病室から三人の退院が予定されている。
みんなそれぞれ朝早くから荷物をまとめて検診に来た看護師さんに退院の挨拶など余念がない。
やっと出られるとなると朝からそわそわしている。
7月11日に入院してから59日、長かったのか短かったのか分からない。
この60日で色々なことが出来るような気もしたがそれほど特別に何かやったかと言えばそうでもないし、たくさん本を読むことが出来たかと言えばそうでもない。
ネフローゼ症候群と言う病気で入院してそれが良くなっているのは確かだがこれからのステロイド薬の減量の過程にまだ時間が掛かるので完治した訳でも無し。
まだこの闘病って終わってないんだよな。
ただ今日から闘病生活の場所が変わるだけでまだまだ先が長い。
入院生活で最後の蒸しタオルを受け取って顔を蒸して髭を剃ってくる。
ボディーペーパーで身体をサッパリ拭き上げて朝食の時間。
これで病院食からも解放される。
病院食、最後のモーニングは
「大根とニンジン、鶏挽肉、グリ-ンピースの含め煮」
「ゆで卵」
「かつお振りかけ」
「麩と葱の味噌汁」
「ご飯」200㌘。
「ヨーグルト」100cc。
やっぱり最後の最後までショボイのね。
昨日みたいに味噌汁を先にすすったらヨーグルトで下ごしらえ。
含め煮をつまみながらご飯をつつく。
帰って自由に食べられるのにこの二ヵ月の習慣でじっくり食べてしまう。
12分で完食。
最後のモーニング、ご馳走様でした。
もう、早々と退院の用意をしてしまっているので歯を磨いたらやることがなくベッドでゴロゴロしている以外にない。
今日は実の弟が車で迎えに来てくれることになているが10:00に退院すると言ってあるので9:50に駐車場で待ち合わせてある。
相模湖から実の父親も駆けつけてくれることになっているし、幼稚園に勤めている次女も来てくれる予定だ。
最初に病室を訪れたのが次女で9:30ころだったが、まだ看護師さんからの退院手続きが済んでないので少し待ってもらった。9:45頃父親と実の妹が一緒に来てくれて、窓の外に見える病院の駐車場に弟の車が到着するのが見えた。
手続きが済んで病室を出た後、ナースステーションに顔を出した。
今日は土曜日なので出勤している看護師さんが少ないがいつもお世話になっている方が何人かいたので最後の挨拶をして病棟を後にした。

関内に仕事に行くという妹を三ッ沢上町の地下鉄の駅まで送り、残りのメンバーは東戸塚の自宅を目指して移動した。
まだ午前中の早い時間なので昼食まではだいぶ時間があるが家の近くの「オリンピック」で昼食の買い物をしてから帰宅することにする。
弟は部活から帰ってくる中二の娘の食事の用意があるからと言うことで買い物を済ませて自分達を自宅まで送り届けてから家に帰った。
自宅に到着するとまだ11:00を回ったばかりだった。
買ってきたものばかりではあるが、一通り盛り付けをして食卓に並べた後早目の昼食にすることにして自宅で待っていた女房の母親を交えた四人で退院祝いの日本酒をお猪口に少し注いでもらい乾杯と言うことに。
二か月ぶりに口にするアルコールは何故か震えるほどの刺激もなくなんとなく喉を通過して行ったと感じる程度であっけないものであった。
今までの入院生活ではありえなかった刺身から少しずついただいてみることにする。

やはり胃が小さくなっているのか思ったほどはがつがつ食べられない。
直ぐに胃がいっぱいになるような感じがした。
しかし口直しの甘いものを食べると別腹のような感じでどんどん食が進んでいく。
やばいとは思いつつこうして退院後の家での療養生活はなし崩し的に始まってしまうのだった。
まだ午前中の早い時間なので昼食まではだいぶ時間があるが家の近くの「オリンピック」で昼食の買い物をしてから帰宅することにする。
弟は部活から帰ってくる中二の娘の食事の用意があるからと言うことで買い物を済ませて自分達を自宅まで送り届けてから家に帰った。
自宅に到着するとまだ11:00を回ったばかりだった。
買ってきたものばかりではあるが、一通り盛り付けをして食卓に並べた後早目の昼食にすることにして自宅で待っていた女房の母親を交えた四人で退院祝いの日本酒をお猪口に少し注いでもらい乾杯と言うことに。
二か月ぶりに口にするアルコールは何故か震えるほどの刺激もなくなんとなく喉を通過して行ったと感じる程度であっけないものであった。
今までの入院生活ではありえなかった刺身から少しずついただいてみることにする。
やはり胃が小さくなっているのか思ったほどはがつがつ食べられない。
直ぐに胃がいっぱいになるような感じがした。
しかし口直しの甘いものを食べると別腹のような感じでどんどん食が進んでいく。
やばいとは思いつつこうして退院後の家での療養生活はなし崩し的に始まってしまうのだった。
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